2014年4月27日日曜日

Breakneck Ridge

Breaknek Ridge、、、日本語で『首折れ尾根』。 まさに名前のとおりでした。

一般コースですがこんな感じです。 しょっぱなからの急登ではとても写真を取る余裕はナッシング!
(この写真は違う日程で同じコースを登った同じ組織のサイトからお借りしました)


本当に余裕ナッシング!! だったかも。
(こちらの写真も違う日程で同じコースを登った同じ組織のサイトからお借りしました)

ニューヨーク市に拠点を置くハイキンググループに合流して今日はこのコースを登りました。 

日本とまず違う事は鎖場がありません。 訴訟社会のアメリカでは鎖を設置して その鎖が原因で事故が起こる事を嫌う為です。

そしてハードコアなハイカーだけでなく子供を含む老若男女がどんどん登ってくる事が凄い、、。
登山道入り口を出発してすぐこの写真のような急登の岩場が続きます。 でも後から後から人がやってきました。 

そして誰もプロテクションをしていない、、。 ヘルメットやハーネスましてロープを出している人は皆無! な事に驚きました。

当たり前ですが自分の手足だけが頼りです。 3点確保で十分注意しながら登ったので特にヒヤッとする事も無く無事にそのコースでの一番の難関の岩の急登は過ぎました。

汗だくになって尾根の上へ。 ブルーのシャツが私です。

あ~首折れ尾根で首折らなくてよかった!!!

皆、思い思いに休息中。

水分補給中。


そこからまた尾根づたいにアップダウンを繰り返します。
下から見上げた所です。  赤い矢印の人が岩に張り付いている所が一般トレイル、、とは最初信じられませんでした。 でも意外とホールドが沢山あって3点確保は充分出来ました。


そして二つ目の頂上のBull Hill 山に出ました。

正面に見えるのは有名な陸軍士官学校、ウエストポイント。
そして上の方に薄っすらとマンハッタンの高層ビル群が見えます。

本日のオーガナイザーのマイクが色々と説明してくれました。


ここで30分程お昼休憩。 今日はナッツと行動食がお昼です。 周りを見ると皆同じような行動食を食べてます。(笑) 

その後はほぼ緩やかな下り続きでした。


途中、童心にかえってこんな事や、、

ちなみに両手を広げてバランスを取ってる人は国連の通訳士さんで あのニコールキッドマンの映画、Interpreter にも出演されているそうです。

あんな事や、、、


トレイルには古いマンション跡が点在していました。
 


2階部分はは暖炉だけが空中に残っています。

無事トレイル入り口に到着したのが2時半。 休息込みで約13キロを5時間で歩きました。
私的には早いペースでの登山でしたがかなりのトレーニングにもなり、また地域や出身国、職業の違う人達との交流の場でもありました。

無事に下山出来てよかった!!

7 件のコメント:

  1. ホント!

    ママさん、ご無事で何よりでした。

    首折れ尾根って私の好きな推理ドラマのタイトルのような。。。笑
    でも、お仲間たちってプロテクションなしで、自分の手足だけで、登山するのは
    考えられません。
    日本のひとって、いつも用意周到ですよね。

    ウエストポイントって昔映画で観ましたっけ。
    今でも厳しいところなんでしょうね。

    今回はいろいろな方とのお仲間登山で楽しみ倍増でしたね。
    いつも私は初めての出会いにわくわくします。

    こちらはGW中ですが私は特別予定はありません。
    誕生日は東京で歯のチェックです。

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    1. Sarah mamaさん

      Breaknek Ridge って確かに土曜サスペンス?推理小説に出て来そうな名前ですね!

      首折れ尾根ではスルスル登っている子供がいてうらやましかったです。(笑)

      ウエストポイントはよく映画にも出てきますね。 今も厳しく、陸軍のエリートしか入る事の許されない、将来のジェネラルの養成校のようです。

      単独の多かった私は今回はじめての大人数でのグループ登山に参加しました。 皆良い人ばかりで山の話ももとより、仕事や趣味の話で盛り上がり本当に楽しかったです。

      え~~!? そうでしたね。 もうゴールデンウィークでしたか!! 
      あーー!!! もしかして私、サラママさんと誕生日が同じ日かな? 私は28日です。

      今日は昨日の罪滅ぼしでこれからデルタレイクのトレイルにゼウスの散歩へ行ってきますね。 雪もすっかり解けて冬景色からどのように変わってるか楽しみです♪ 

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  2. 良い岩場ですね!

    一枚目の写真は下の赤矢印がある写真の矢印の下側のスラブ状の箇所かなぁ!?
    って思いますが、ここは嫌らしい気がします・・・・・・・・・・・・・・・・

    日本と違って鎖が無いのは逆に事故を無くすのには良い事なのかもしれませんね!
    ちゃんと3点保持して身を守ろうと自ずと慎重になるし(~_~;)

    この岩稜帯をノンプロテクションで登ってる人でも、他の岩稜帯で必要と判断すればきっちりプロテクション付けて登るでしょうし、ちゃんと判断されてるような気がします。

    日本でもそうですが、危険個所って言われてるところの方が事故は意外と少なく、えぇ~っ!って思うようなところでの不注意からの滑落等の事故が多いのが現実ですからね!

    首折れ尾根って名称が付いたのがわかるような気がします!

    又、覗きに寄せてもらいます<(_ _)>

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    1. Hiroさん

      急登を過ぎて、ちょっと安心しかける所であの赤い矢印の写真がある場所が来ました。
      スラブ状でよくグリップが効きそれ程滑りませんでしたが、油断すると バイバイ~~!しちゃう所でした。

      本当に!! 鎖の無い事で逆に鎖だけに頼って登ろうとする人は来ませんね。
      3点保持で慎重に登るので、一緒に登ったグループが所属するクラブでは毎週この岩場へ行くイベントがありますが、、クラブ内での事故は無いそうです。

      ただ、事故の目撃は時々するそうです。(汗) 昨日も私達が帰った後、もう一周やろうというツワモノメンバーが 足場はそこそこ良い、まさにHiroさん曰く えぇ~っ!と思うような所からの滑落事故を目撃しました。

      日本の一般ルートの岩場には殆ど鎖場となっていて長い間、逆にうらやましいと思っていましたが、、、逆に鎖場にしてしまうとクライミング、岩登りの基本を全く学ばなくても登れてしまう事もあるので事故が起きる可能性も高くなるのですね。

      納得です。 私も、、険しい場所に鎖が無い → クライミングの基本を学ぶしかない、という事で学びはじめています。

      アメリカで山登りをしていると何事も自己責任と言う事を深く感じます。 昨日登ったグループも地図とコンパスが使えてグループとはぐれてしまっても自力で下山できる事が参加条件のひとつでもありました。

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    2. Zeus'sMomさん

      我が家の2号が何度かコメント入れようとiPadでチャレンジしてたようですが、うまく投稿出来なかったようで・・・・・・・・・・・・・・・・

      承認もらう前にリンク貼ってしまったようです。
      ごめんなさい<(_ _)>

      今晩でも帰ってから、再度やってみますので宜しくお願いします!
      娘も看護師目指して頑張ってる事もあり、色々とお話出来ればいいなぁ!
      って思ってるようです(^_-)

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    3. Hiroさん、

      私も以前IPadから自分のブログをアップしようとしましたが出来ませんでした。 相性が悪いようです。

      2号さん☆
      リンク有難うございます♪ 
      看護学部を卒業してライセンスを取ったばかりで、、しかも一年間休みを取ろうと決めてから山ばかり登っていてまだ実際何もしてません。(汗)

      アメリカの看護学部にご入学されているのかな? 大学の看護学部の事ならまだ色々と答えられると思いますので質問等ありましたらお気軽に声をかけてくださいね~。 

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  3. Zeus'sMomさん

    iPadからは相性が悪いんですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    どうりで・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    2号が何回やってもコメント反映されないし承認後~も出ない!
    って言ってました。

    次回はPCからでも覗かせます(^_-)

    我が家の娘は普通に日本の看護師になる為に看護コースを選んでるようです!
    アメリカの看護とはレベルも内容も違うと思いますが、聞きたい事がれば遠慮せず伺いますから
    教えて下さいね<(_ _)>

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