重いタイトルですが、、どんな低い山に登る時でもやはり考えるテーマです。
遭難を思うといつも頭に浮かぶのがこのお方。
私はゼウスを孤児には出来ないので遭難は絶対にNO! ジェイミーひとりで残されたゼウスの世話は多分無理だなぁ、、と思うから。
アメリカでは自己責任がゆえに、登山者もピンからキリまでいろんな人がいます。
この間一緒に登ったグループには参加するにあたって色々な制約がありました。 例えば地図とコンパスが使える事、岩場の急登を含めて遅すぎず早すぎず8マイルのトレイルを4時間半で歩ききる体力のある事、、、等。 制約がある場合は同じような実力の人が集まってくる訳で山に対する意識も似てくるのであまり問題は起きません。
アメリカでの登山で Slide Climbing というジャンルがあります。
ハイキングとロッククライミングの中間的な位置で傾斜の緩いスラブ状の岩を数マイル、基本ロープ無し、プロテクション無しで登ります。 しかし、中には傾斜が激しい所も出てくる上級者コースがありその時はロープを出している写真を見た事があります。
最近のやり取りでいきなり とある山の上級Slideコースへ行きたい! と言う山友に目が点に。
おいおい、、、山友はロッククライミングはおろか、室内クライミングウォールで練習した事すらありません。
原因は、、と言えばフェイスブック。 上級コースへ行った知り合いが写真を載せて”簡単だった” ”仮にビビッて登れなくなっても、隣にエスケープルートの樹林帯があるから大丈夫!” と書いたから自分でも簡単に登れると思ったらしい。
でもそのコースでは過去に何人か滑落しているコースです。 他人の主観の入った言葉を鵜呑みにして行く気満々、興奮して語る山友にははっきり実力不足を告げました。
これで山友と一緒に山へ行く事はもう無いかもしれませんが自分は自分、人は人。
ジムでのクライミングウォールも最近は殆どのルートを登り尽くしたので今度はオートビレイ機を使って下降せずに一歩一歩自分でクライムダウンする練習を始めました。
壁を登るよりも降りる方が難しいって本当でした! 下りは特に体力も消耗しているので途中で腕がパンプ。 まだ半分程しかクライムダウン出来ません。
(^_^)
返信削除確かに重いタイトルだけど自然の山という実生活場ではない場所に侵入していく訳ですから、万一の事は常に頭に置いておかないといけないと思います。
この前見てもらった当方blogにUPした遭難本を見本とすれば、最近の日本の山関係の雑誌なんかも、よくない傾向だと思います。
お友達がFBを見て簡単だ!
と思ったと同じように、売れるから!って理由で本当は難しい山域を簡単ハイキングコースみたいにレポ書いたり、その山域に入るのに、そんな装備じゃダメでしょ!
みたいなのがたくさんありますよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(+_+)
厳しく重たい内容を表面に出していくと本が売れない!道具が売れない!
等色々な理由があるんでしょうけど、ほんと、最近は内容のある山本が無くなりました。
唯一岳人向けの専門誌かなぁ!
って思ってた『岳人』も最近は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・です。
去年の雪崩事故以降、このGWから立山にビーコン装着義務化という入山規制が出来ました。
僕は凄く良い事だと思います。
確かに年に数える位しか雪山に行かない人にとって一台4~6万円するビーコンを揃えるのは大きな出費かもしれませんが、僕には負担が大きいからと躊躇する人の気が知れません。
もしかしたら自分を守ってくれるかもしれない保険なのに・・・・・・・・・・・・・・
この件で多くのblogなんかでも話題になっていて、中にはこの規制があるから規制のないエリアに場所を変えよう!
って内容が一番多く、ビーコン買わないといけないから仕事頑張ろう!
って内容はほんの極一部なのは悲しい限りです。
思うんですよね!
貴方はあの美しい広大な雪原と山化粧された山容を見たかったから立山に行きたかったんじゃないの?
それなら、入山規制で必要なら買わないといけないんじゃないの!?
って!
レンタルもあるのに、行先を簡単に変えてしまう人が多いです。
それだけ、思いが低いんでしょうね(~_~;)
なら、雪山になど行かなければ良いのに!
って(^_^.)
長くなりました。
すみません<(_ _)>
クライムダウンの練習頑張って下さいね!
Bp-hiroさん
削除岳人は硬派なイメージがありますが最近は、、、、なんですね。
確かに遭難の事はビジネスと絡めると大々的にはしたくないものなんでしょうね。
遭難関係の本を読み漁りましたが、言葉は悪いかもしれませんが情報の宝庫ですね。 あっ、、こんな場面でこんな行動をすると、、、と自分が登山する時に常に考える事が出来ます。
先人の犠牲の上で、、なんですが。 先人の犠牲を無駄にしない為にも遭難を解説した本はいつまでも残してほしいものです。
立山ではビーコンが義務づけられたのですね。
レンタルもあるのですか! それは便利♪
こちらでは2~3万が相場です。 日本ではもっと高いのですね。
ビーコンの義務を避ける為に場所を変えるのは悲しい、、。
私もちょっと前まではザ・チャレンジャーでしたが(爆)、 装備で安全が保障できるなら出来る限りの事はしたいですね。 レンタルという選択もあるならなおさらです。
フェイスブックは本当に罪つくりだな~~と山友を見て思いました。 まあ書いた人はきっと深く考えず気軽に書いたのだと思いますが。
でもそれを見て全て解ったように思ってな~んだ、簡単だったのか! さあ行こう! と家を今すぐ出そうな勢いの山友でした。 (爆)
何か、日本の漫画に出て来そうなキャラクターです。
夢を持つのはいいですが、それに続くステップ、宿題をひとつひとつクリアして一歩一歩登る登山が好きです。 私もいつかはアルパインスタイルで登りたい! という目標に近づけますように!
ふふふ、Bp-hiroさんの過去のブログをまだまだ楽しく読ませて頂いています。
えれえこった、、の意味が分かりました。 (爆)
クライムダウン、やっと今日は5本中、1本のルートで完全に下までクライムダウンできるようになりました。 4本は途中で力尽きオートビレイの世話になりました。 上半身と腕にやたら力が入るのが分かります。 もっと腹筋を使わなければ~と思うのですがなかなか、、です。
東京では、夏日の陽気でした。
返信削除私は今日が誕生日なんですよ。
朝の特急で早稲田の歯科まで行き6ヶ月点検とお掃除でした。
幸い、丈夫な歯だとお褒めを頂きまして、ルンルン気分で帰宅しました。
本当に遭難は絶対ダメですね。
日本でもたいした山でもないのに遭難者が多いことがあります。
登山は切り上げる判断が大切だと思います。
自己責任といってもなくなられた人はその後捜索にバクダイな費用がかかると
わかっていても登るのでしょうね。
特に日本はそういう人たちに甘いといわれています。
これから富士山登る人たちが海外国内でも夏に向かって多くなることでしょう。
ハイキングのような気持ちや服装で簡単にいくことに私はいつも不安でいっぱいです。
ママさんには大切なゼウス君がいますので、けっして無茶はしないと思っています。
出来る範囲で楽しんでくださ~い!
Sarah mamaさん
削除お誕生日おめでとうございます♪
ええ~~!! 東京では夏の陽気だったんですね。
サラママさんのお誕生日祝いかしら?
しかし、誕生日に歯医者さんとは、、、。 でもどこも悪く無くてよかったです!
遭難は、もうゼウスを思い出してしまってダメです。
ジェイミーがいや、ゼウスの事は俺に任せておけっ! って言う人だったら安心して遭難出来るんですが。 (爆) いやいや、ウソです。
私亡き後はゼウスをレスキューに戻すんじゃないか、、と心配で。
そんな事になったら化けて出る!って言ってるんですけどね。
でも真面目な話、ゼウスを看取るのは親として私の役目と思っています。 これだけは誰にも譲れませんね。
山友も犬が家族です。 ですので危険を顧みない山友には余計に腹が立ってバクダンを落としました。 犬を孤児にするんじゃねー! って。
犬にとって飼い主が全てです。 その犬を裏切らないよう、私も気をつけますね!
捜索費の事で思い出しましたが、身内の恥じをさらすようですが、、、ある親戚と日本での登山について電話で話していた時、遭難しそうになったら救助要請すれば何処でもヘリで飛んできてくれるんでしょっ! しかもタダで! といとも簡単に言うのでビックリ。
タダでって、、簡単に言うけど警察の捜索は税金から、民間のヘリでは百万単位だよ!
と言うと、タダじゃないなら遭難は出来ないわねぇ、、と言われもう脱力しました~。
でもそんな事が一般的な考えなのかもしれません。
誕生日の今日(ってもう昨日ですね)はサラちゃんとゆりちゃんと歯医者さんからの帰宅後はゆっくりされましたか?