2014年12月13日土曜日

フォード&ローバー兄弟

少し前にローカルTVへ出演したフォード&ローバー兄弟♪

私は録画時間のセットを間違えて結局見れず仕舞い。 でもテレビでは良い子に写っていたそうで満足!

TV効果で里親さん候補が2組浮上!! そして一昨日、、とうとう新しい里親さんのもとへ行ってしまいました。 アダプションの当日にスタッフハウスにて里親さんと撮影。

シェルターの皆から新しい門出を見送られて(ケンネルの担当職員さんが泣いてました)サヨナラ。幸せになれよ~~!!

毎日散歩へ行って楽しい思い出が残りました。 いや~意外とあっけない別れでしたがこれで良かったです。

里親さんが到着する前に行った散歩。

雪大好き、で、、はしゃぎ過ぎたローバー兄ちゃん、フォードにガウッとしつこく甘噛み+ハンピングを仕掛け明らかにフォードは嫌がってましたのでゴルァ~~!! と超久々に(そして最後の)雷を兄ちゃんに落とした後の図。 
2頭仲良くね!! いつまでも♪


フォード


お兄ちゃん そう言えばいつもローバーの事をお兄ちゃん!って呼んでたな~。


スタッフハウスで寛ぐ癒し兄弟


お兄ちゃん


フォード


扉から里親さんと出て行く時に一度兄弟がリードを後ろに引っ張って私とケンネルスタッフのローレンの所に戻ってきてサヨナラしてくれました♪  もうそれだけで十分。 ありがとう!!

シナモンも新しい里親さんの所で幸せにやっています。 良かったよかった!




最近困っている事、、ボランティアとスタッフの関係性。 ここのシェルターはファンドレイズの大半をボランティア企画でやっているのでボラが居なければ大事な収入源が絶たれます。 

お互い持ちつ持たれつで良い関係が無ければいけないのに殆どのボラ(特に長期でボラをしている年季の入った方々)はスタッフに対して上から目線で物を言う、 スタッフはそんな態度にストレスを感じそういったボラを嫌いその人達の頼み事は聞かなかったりする、、、悪循環ですワ。

私は自分が正しいと思う事だけをやっているので諍いには巻き込まれません。 トレーニングの事や最近ではトレーニングリーシュやペットコレクター(あの空気が噴射するヤツ)の導入等でスタッフからNO!と言われた事はありません。  毎日のように散歩やトレーニングへ行って自分で言うのもおこがましいですが実績があるからです。

自分の手を汚さずに口だけ出す人が多いからボラはスタッフから嫌がられるんだな~。  ン百人もボランティア登録していて散歩のボラに来てくれた人は今週3人(自分も入れて)だけ! いくら寒いとは言え、シェルター犬が人間と触れ合い散歩、トレーニング出来るかはボランティアが全てです。

協力せずに現状のシェルターの状況に文句だけつける人間の意見をまともに聞こうとするスタッフなんぞいませんゼ~。
それってプロングカラー付けている犬を見て 『まぁ~!何て可愛そうなの~~!!』 って言ってる人と同じです。

最近色々な人(ボラとスタッフ両方)から色々な情報や頼み事が増えて来て両方とネゴする事が多くなり 頭痛いです。 おかげでブログの更新も滞っておりました。

私は犬達の精神の健康管理だけをやってるので人間の事は知りませんがな~。(って人間を動かせなければ犬は動かせないってMasumiさんから怒られそうです)

2014年12月7日日曜日

アダプションラッシュ!

きゃ~~レイバンがとうとうアダプトされました!

6歳ラブミックス(私は純血種と見てますが)


オビのコマンドも訓練して完璧、他犬・人間にも申し分無し。 どうしてこんな良い子がアダプトされないんだろ~~とちょっとメゲそうになった(私が) レイバンですがとうとうこの日が来ました!

40エーカーある(ウチが5エーカーの敷地なのでその8倍!) 敷地に趣味で農場を持っている家族が里親さんに。 馬や羊達と戯れながらのんびり過ごさせるそうです。

プレイドライブは低いし人間の声も届くレイバンは他の動物達ともうまくやるはずです。

レイバンはケンネルの中で人を見ると吠えるので今まで何回かレイバンを見に来た人達がひく~~と皆帰ってしまいました。 しかも最初の頃は男性を見ると鼻にシワ寄せたりしたので男性スタッフにわざと触ってもらって慣れる事からはじめて、、、先週はジェイミーが散歩しても全然OKまでリハビリ完了。

この1ヶ月半でレイバンとは色々な思い出があって帰りの車の中ではジワ~~っとこみ上げて来るものがありました。 あえて感情移入しないようにしてますがそれは無理というもの、、まっひとり車の中で泣くくらいは許してもらおう、、、ボランティア やっていて本当に良かった。

ちょとシャイだったレイバン、幸せにね~~!! コマンド忘れんなよ~~。(ってか里親さん、レイバンの才能を活かしてあげて~~)

その他、10歳のボクサーのオズワルド、ドーベルマンのガーディアン、ピットミックスのブレサが昨日と今日とでアダプトされてシェルターを去りました。 

今、譲渡可能な犬達が5頭まで激減! 今までで最低数じゃね? うわ~散歩が楽だ!(笑) いや、1頭1頭にもっと時間をかける事が出来る!

今度は君たちの番だね!

これ、私は行かなかったイベントでプロのカメラマンの方(多分)に撮ってもらった写真ですがローバーの笑顔とフォードの上目使いにヤラレました。 

君たちはやっぱり癒し兄弟だね!

犬のエネルギー

先日ゼウスを獣医に連れて行きました。 軽い皮膚炎、もしかしたら私がシェルターで貰って来たかもしれないノミ(ちょっと前に譲渡されたスペンサーにはノミがいたので、、もちろんしっかりケアされましたが) でかぶれたかもしれません。


獣医の待合室は朝イチだったもんで私とゼウスだけ。 しばらくしてからシーズーを連れたおばさんがやってきて待合室の隅で座りもせずに立っています。 フセさせているゼウスを見て猜疑心一杯の目で見ているので、、

『私がコントロールしているので襲ったりしませんよ!』

と一言。  おばさん、、 『いやいや、ウチの犬は他犬を見ると吠えちゃうものだから、、』

でも実際におばさんの犬は吠えずに大人しいし。

『大丈夫なんじゃないですか?』

『そうね~~』

とやっと待合室に座るシーズーを連れたおばさん。

しばらくしておばさんが
『私の犬が待合室で他犬を見て吠えないなんて夢みたい!!』

と喜んでました♪ それもそのはずゼウスにはシーズーとは目線が交差しないよう尻を向けさせて伏せさせてましたから。



でもしばらくしてから超ハイパーな 飼い主がコントロールしていないラブミックスが待合室に入ってくると、、、シーズーは人が変わった?いや犬が変わったように吠えはじめました。

相手の犬のエネルギーに反応する犬という動物を垣間見ました。

ゼウスには相変わらず部屋の壁に向かって伏せさせてましたから大丈夫でしたが、、ラブが伏せてるゼウスに後ろからやって来てちょっかい出す~❢ そこはブレずに飼い主を見て しっかり 『やめさせてください!!』 と言いました。

でも受難はラブだけではなく、、、

しばらくしてVet Tech が待合室にやってきて(シーズーおばさんの友達らしい) シーズーおばさんが あのシェパードは落ち着いていて素晴らしいと褒めたら 尻を向けて伏せてるゼウスの顔を見ようと後ろから近づきわざわざ顔を覗き込もうと 『この犬フレンドリー?』と聞くものだから 『いいえ! 後ろから近づかないでください!』 とまたまた注意するハメに。

ゲッ、動物病院で働いていてこんな接し方しかできんの~?
 

私だったら女性と一緒にいるジャーマンシェパードには飼い主の了解無しでは近づきませんがね。

ゼウスの受難の日でした。

ええ、自分の犬を加害者・被害者にしない為には何でもしますよ~。 クレーマー? モンスターペアレンツ? って言われるかもしれないけれども気にしませ~ん。


2014年12月6日土曜日

新入りさん

ドーベルマンミックスのガーディアン3歳


ビビり系、でもピリピリ感は無し。 おっとりしたビビり系? 散歩も後を1メートル開けてテケテケ付いてきます。  

ガーディアンの元飼い主は精神障害がある人で入院してしまい、引き取る・引き取らないのゴタゴタの結果3ヶ月の間市の施設へホールドという形で留め置かれた後、やっとシェルターへやって来ました。  3ヶ月の間のケンネル暮らし、、ひぇ~~。

人間にはサブミッシブ。 だからサバイバルできたんでしょうな。


大型車両にはビビり散歩途中に動かなくなります。 そんな時トリートを見せればまたテケテケ付いてきますけど。 でもいつもトリートをあげていたのでは大型車両の怖さを克服できません。

動かなくなった時ガーディアンの顔を見ずに、わざと背中を向けてネゴシエートしないようリードをツンツン引っ張るとまたテケテケ付いてきます。 何回かそれをやると散歩途中で立ち止まらなくなりました。(Masumiさんのメルマガからヒントを頂きました♪)

でもケンネルに戻ってスタッフに引き渡した後にまたガーディアンが動かなくなり 職員が『大丈夫よ~、怖くないわよ~~』 とトリートで釣って動かしてたので あっちゃ~~と思いましたが まっやり方は人それぞれだからね。

フェンス越しの他犬との挨拶は完璧。 フレンドリーな子です。


新入りのクレイトン 10歳のピットミックス。

10歳と言えば高齢ですがあまりじーさんぽく無い10歳。 可愛いジーさんです。
ガーディアンは多少ビビりゆえに人間の事をかなり意識してますがクレイトンは反対。 天真爛漫系だけど人間はアウトオブ眼中。 人と繋がった散歩を目指さなければ。

そして気になって仕方のないシナモン

アダプト決定しました!! が、、何と腰にしこりのようなものが見つかり来週生体検査に出します。もしも何もなかったら来週の金曜日に子供のいる家族の元に引き取られます。 

しこりがただの脂肪種である事を祈る!!

2014年12月4日木曜日

気になる~

気になるのはシナモン。 セントバーナードミックスの2歳。 初めて接した時から気になって気になって、、、昨日の夜どうしてこんなに気になるんだろう??と考えてみたら、、、ゼウスと似てるから! って事に気が付きました。

シナモン 目ヤニがついていてあしからず。 

鼻写真もかわいい♪


ちょっと面長で目の周りのアイシャドウがツボなのかも。

性格も神経質な所がゼウスと似てるし。(汗)

ゼウス

でも人間には ほぼ誰でもOKな所はゼウスと違うな~。 散歩合間のオビのトレーニングでは Come & Sit は完璧。(もちろんトリート無し) Stayはまだちょっと動いちゃうかな~。 Downはクソ寒い中で雪だったり地面が濡れてたり、、、でお腹壊しそうなので冬場はあまりさせてません。

良い子だしすぐに里親さんが見つかるといいな。



癒し兄弟、フォード&ローバーはシェルターの隣のシェルターのマネージメント兼スタッフルームのある家=建物に移動になりました♪ 

夜間はケンネルに戻りますが、、。 なんせ2頭一緒のアダプションというハードルの高さなので家で人間と一緒に過ごす事 + トイレトレーニングを兼ねてます。

今の所トイレの失敗無し! 家での吠えも無し! 皆にも可愛がられて私も本当に嬉しいです。 でも出来れば全ての犬達が家住みに出来ればもっと良いのですが、、。

癒し兄弟改めカウチポテト兄弟か!(笑)

で~んとソファーでお腹出して寝転がるフォードとお兄ちゃんローバー。
癒し兄弟にはいつもハッピーを貰ってます。 あああ、ジェイミーさえうん!と言えばなぁ~~。

2014年12月3日水曜日

Designer's Dog

この間出戻ったパピーのベンちゃん、出戻った同じ日に何とアダプトされました。


セントバーナードとラブのミックスはこの辺では大ブレイクでアダプションの申し込みが山のように来ました。ゴールデン X プードルのミックスがブレイクしたような、いわゆるデザイナーズドッグだそう。  

そんなもんに振り回される犬達も人間たちも何だかな~~。(溜息) 切ないゼ。

セントバーナード、、その2
この間200-300ポンドは有りそうなそれは大きくて綺麗な純血種のセントバーナードがシェルターへ。
アパートで飼えなくなったから + 問題行動で扱いきれなくて、、という飼い主の持ち込み。 人間にも他犬にも問題アリ、、であえなく安楽死になりました。

問題行動のある犬をシェルターに持ち込んだらどうなるか、、分かるでしょ。 それでも持ち込んだ時点でもうその子の事をあきらめたんでしょうね。 

だったら自分自身で獣医へ行って安楽死させるべきです。 それがイヤで、そうする勇気もなく、自分の手は汚したくない、、あとの事は知らないわよ~~!とシェルターへ持ち込む。 犬は見ず知らずの冷たいケンネルへ閉じ込められ数週間後に誰にも見守られずたったひとりで安楽死、、、。 卑怯な人間です。


問題行動のある犬達は飼い主に諦められ、見捨てられた時点で ”死”が待っています。 飼い主が諦めないように出来る、、MasumiさんやDoggies911のような団体が東海岸にもあればなぁ。


セントバーナードその3

これまたミニチュアセントバーナード?? シナモン2歳女子です。
避妊手術を終え1週間経ってから始めてシェルターの外へ出た日。 ジェイミーに飛びついてます。(笑)

人にはサブミッシブで散歩中も始終人間を気にしてる良い子です。 でも散歩中に他犬を見ると吠えが~~! どえらい声を張り上げて吠えます。
アグレッションではなくてビックリして吠えてしまう感じ。 吠えてもリードは引っ張らず、むしろ私の後ろに下がって吠えたてます。  社会化不足、、かな。

沢山散歩へ行って吠える必要無し!を教えなければなりません。

新人、ピットミックス女子のブレサっち。
1歳のハイパーガールで、大柄の男性ボラさんがコントロールしきれないハイパーぶり。 

その時私は癒し兄弟のフォード&ローバーと道の反対側を歩いてましたがいつこっちへブッこんで来るか、、とヒヤヒヤもんでした。

昨日写真撮影を兼ねて散歩へ出ましたがとにかく動くんで写真を撮るのが難しい。 マイナス8℃の中手を変え場所を変え、、、せっかくいいショットで撮れたと思ったらぎゃ~~目ヤニが~~!! (涙)

顔面と手が凍傷になるかと思った。 気温が下がると共に散歩ボラも下降ぎみ。 火曜日の昨日は5時間かけて全頭をひとりで散歩へ。 

シェルターは月曜が休みで犬達は皆ケンネルに閉じこもっているので火曜日の散歩はスキップする訳にはいかないし。 運動不足云々何よりも精神的に悪い。 

メンタルヘルスを第一に、散歩もオビを教えながら、遊びながら、頭を使って学ぶ、人間から『させられる事』を学んでもらいます。  犬自身がイヤでも人間から何かをさせられる事を学んだ犬程リターンしてくる率が低いと思うから。


6歳ブラックラブのレイバン  


この子とは最近やっとつながった散歩が出来るようになりました。 以心伝心が出来る仲?と言いましょうか。 オビディエンスも完璧。 こんな良い子がアダプトされないとは、、やはり年齢が問題なのかなぁ。

散歩途中での遊びタイム。 一緒に広場を走り回ると嬉しくてはっちゃけます。 そろそろロングリードを使ってのオビの練習に切り替えようかと思ってます。

犬のリラックスして楽しんでる姿を見るのは見ていて一番の癒しだな~。

遊ぶ時は遊ぶ、教える時は教える、メリハリが大事~! と自分に言い聞かせてます。 犬も始終訓練的な散歩だけでは多分脳が活性化されないんじゃないかと思うしね。