2013年3月31日日曜日

Adirondack にて

ここCentral NYのAdirondack州立公園は湖と丘陵地帯にかこまれた風光明媚な所です。

チャールストン旅行記がまだ終わっていませんが、、ちょっと休憩。
久しぶりに晴れた昨日は息抜きに登山しました。 登山と言っても片道一時間弱で登れるハイキングです。

ゼウスはお留守番。 写真は裏庭からアクセス出来るトレイルにて、、数日前。

裏庭のさらに奥なので誰も居ないはず、、一応フリーな散歩を楽しんだゼウスです。

山登り、本当はゼウスも連れて行きたかったです。 でも自分たちも初めてのよく知らない山道でゼウスが怪我をしたら大変だし、、とリスクを考えてやめました。

昨日は日本晴れ、ならぬアメリカ晴れ。 Adirondackは少しばかり標高も高いのでしっかり防寒して気温も上がるお昼頃をターゲットにして出発! と言っても車で45分くらいです。

登山道の駐車場には車が数台しか止まっていないませんでした。 混んだ山でなくてよかった。 と言うか季節ハズレだから当然か。

雪がまだかなりある、、との事前情報でスノーシューズで登るか迷いましたが登山道はしっかりと踏み固められていました。 冬のゼウスとの散歩用に買った防水加工のトレイルシューズがこんな時役に立ちました。

途中急な所は二箇所だけであとは楽々。

凍った湖が綺麗です。

ほんの少しだけですがゴツゴツした岩場の上を渡って歩く所も。

頂上には櫓があって夫と登頂を喜び合います。 (っておおげさ、、帰宅して調べてみると800メートルくらいしか標高が無かったし、、笑)

頂上で座って食べるチョコレートのおいしかった事。


やっぱり自然は良いな~。 暇をみつけては山に登りたくなってきた。

春一番の山、、という感じでした。 実は虫が苦手なので今の時期の山が私にとって一番良いのかも。

それまで山登りに興味の無かった夫。 今回のハイキングも私が行くので嫌々来た感じがありました。 しかし、、、なんと帰宅途中にスポーツ店に寄って登山用のしっかりしたハイキングシューズ を買っていました。 

ホホホ~ おぬし、、ハマッたな♪

よかった。 これから一緒にもっと山登りに行けそうです。

2013年3月24日日曜日

チャールストン その2

チャールストンの話の前に、昨日帰宅してゼウスを迎えに行き 帰宅して早々荷物の整理もせずに罪滅ぼしで裏庭で一緒に遊びました。

NYは雪。 ゼウスの大好きなDisk投げ。

早くDisk投げてよ! by Zeus

なんだか凄く血色が良いみたい。 毛もふあふあのモフモフ。 ボーディングのスタッフさん達のケアがとても良かったようです。 感謝 感謝♪

裏庭と言えどもロングリードをハーネスに付けています。 一応 Come! ではほぼ100%帰ってきますが私自身の心の安心の為です。

この後は家で死んだように夜まで寝ていたゼウスでした。(生きているのか心配になって何度も確認してしまいました、 眠いところを何度も起こしてごめんよ~ゼウス)

さて チャールストン2日目は夫の希望で夫が予定を組みました。

まずチャールストンと川向かいにある島に現在博物館として停泊している引退した空母、Yorktownを見に行きました。

第二次世界大戦から70年代にかけて活動した空母、Yorktown 

チャールストンから向かいの島まで水上タクシーで行きましたが途中でイルカを何度も見る事が出来ました。 入り江にはイルカがたくさん住んでいるそうです。

空母の中はまるで迷路。 ちょっと気を抜くと迷ってしまいそうです。

デッキ上から。 70年代くらいまでの当時の飛行機が展示されています。

オフィサーの食堂。 なんと当時の食事は盛装が原則だったそう。 夫に聞くと今はそんな事ないそうですが、、。

その後、空母を守るデストロイヤーも同じく展示していて乗り込みました。 そのデストロイヤーは第二次代戦中、日本近海でゼロ戦と壮絶な戦いをしており日本人としては複雑な心境。
展示してあった当時の資料の中でも ゼロに乗り込むまだ若い学生さん達の顔が忘れられません。

第二次世界大戦で使われた潜水艦にも乗り込みました。 
感想はこんな狭い所でやってられっか! です。 通路を通るにも日本人の私が体を折りたたんでやっと通れる程度。 いくら任務の為とは言えこの環境に耐えられるなんて、、と絶句。

その後、南北戦争時代の城砦となった島を見学。 フェリーで30分程です。

夫は喜んで見学していましたが。 実は私は見学どころではありませんでした。 
天気予報と違っていきなり気温が落ちた上、海風で寒くて寒くて、、、ニューヨークからやっぱりダウンジャケットをもってくればよかった~と後悔しきり。

せっかくの城砦も寒さの為、中にある展示室から外へ出る事ができません。
まぁ 見たいと言っていた夫が楽しめたなら良いかな。

夕方はOyster Bar というシーフードレストランへ。 オイスターは大好きですがあまりの寒さに食べる気にならず ほっかほかのシーフードグラタンを頂きました。

チャールストンにて2日目終了です。


2013年3月23日土曜日

南部最古の町 チャールストン

先週から一週間の春休みに入りました。 先週木曜日の実習が終わってから1日おいて直ぐにサウスカロライナ州のチャールストンへと旅行へ。

ゼウスはデイケア付属のボーディングへ一週間お泊まり。 
この旅行は凄く迷いました。 本当は春休み、ゼウスと毎日あちこちへ散歩へ行こうと思ってたのに、、ごめんね~、、、と罪悪感で一杯。 

この間のクリスマスに夫実家への帰省の為にゼウスを預けた時、ボーディング施設ではスタッフの入れ替えがあったのか? 知らないスタッフさんばかりでした。 

また一週間も、、大丈夫かな? と迷いに迷って電話をしてみたところ クリスマスの時と全く同じスタッフ体制なので ゼウスに慣れたスタッフ達が責任をもってお世話します、、という言葉に後押しされて予約を入れて旅行を決心。

雪を見て何を思ってるのか?

結局出発日の2日前に行くと決めてからフライト、ホテル、レンタカーを手配するというギリギリ決行の旅行となりました。  夫の仕事も丁度暇な時期だったのが幸いしたとは言え、いきなり一週間の休暇を上司に申請してOKをもらうなんて全くアメリカらしい話です。

迷ったのは服装。 こちらNYは零下の日が続いていますがチャールストンは25度前後。
でも薄着で行ってニューアーク空港(ニュージャージー州)での乗り換えの時寒かったらいやだなぁ。
結局ダウンコートは空港に駐車した車に置いておき 重ね着をしてフリースをひっかけて行く程度にしました。 

フライトは遅れる事なく、3時近くにチャールストン空港到着。 思ったよりも小さな空港でレンタカーを借りて出発。

ホテルはマリオットチェーンのホテルでダウンタウンから橋を渡った所にあります。 ホテルから夕方5時以降は30分おきにダウンタウンへ向けての往復シャトルバス有りという文句に魅かれて決めました。

空港からレンタカーでホテルに向かう途中、持参してきたIpod Touch に入っているナビゲーションシステムが突然クラッシュして起動しなくなりました。 ナビがあると思って地図も何も用意してこなかったので右も左も分からない状態に。 文明の利器に頼りすぎてアナログな準備を怠るとこういう事になるのか~と夫と共に反省。

レンタカーに付いてきた簡易マップで何とかホテルまでは辿りつきましたが途中、全く反対方向のジョージア州サバンナの方角へ数十キロも走っていたりしました。(笑)

チェックインを済ませ荷物を整理してからホテルのシャトルバスでダウンタウンへ繰り出しました。 チャールストンのダウンタウン。 南部最古の町で古い町並みがあちこちに残っています。

大好きな古い石畳の町。

日が落ちてきて辺りも暗くなり、ネットで調べた評判の南部料理のレストランへ。

南部と言えばフライドチキン発祥の地。 揚げ物は普段あまり食べないようにしていますがこの時ばかりはオーダーしてしまいました。 鶏の中に野菜の詰め物をしたフライドチキンに南部独特のブラウンソースを付けていただくと 美味!

予約無しで行ったのでテーブルは一杯。 レストランのバーカウンターで頂く事になりました。 地元のレストランでもわざとテーブルに座らずにバーカウンターで飲みながら気軽に料理を頂くスタイルは結構気に入っています。
 
カウンター越しに気の良いバーテンダーと話しながら頂く南部料理は最高でした。 

 帰り道から見える教会。

 こうして南部の第一夜は更けていきました。

2013年3月3日日曜日

サバイバル

ここ数週間の間に担当した患者さんが次々と亡くなってしまい落ち込んでまして、、ブログをご無沙汰してました。

先週は初めて患者さんを2人担当。 投薬から全て任されましたが両名とも投薬がとても多い患者さん達で輸血にまで時間的に手が回らず、、隣りで1人しか担当してなかった同級生に助っ人を頼みました。

鬼教授(とても良い先生ですがキビシー!)の前で二人担当、、きっとヘマして怒声が飛ぶに違いない、、と覚悟してましたが 準備万全で行ったせいかスムーズに運んだ、、と今学期一度も褒められた事が無かったのにいきなり機嫌良く褒められたので戸惑ってしまった。

日ごろ怒られているのは準備不足のせいか、、と自覚した日でもありました。

実習が終わって病院から出る時に同級生といつも交わす合言葉は "We survived!"  『今日も(鬼教授から)サバイバル出来た~!』 です。

私達看護学部の学生達には怖~い存在の鬼教授ですが数々の名言があります。 中でも心に響いた言葉がありました。

『あなた達は実習でどんなに嫌な事があっても (嫌な事とはもちろん鬼教授から怒られる事以外にはかんがえられましぇん) 実習が終わった後は家に帰る事ができる。 でもここの患者さん達は帰る事が出来ない。 自分達がどれだけ幸せなのか考えなさい。』

そうなんだよな~、、、と実感します。


ゼウスは元気です。 今までゼウスの為に動物保険に入っていましたがあまり使っていないにもかかわらず毎年どんどん値上がりしてしまい今年はやめました。 ゼウスがほぼ2歳の時に年間280ドルで始めたものが今年5歳になって590ドル。  このまま歳と共に100ドルずつ値上がりすると計算したら、、考え物です。

良い獣医さんも見つけたし今まで保険に使ってしまって、又は保険があるからいいや!と考えてしなかったCBCの血液検査等の病気の早期発見や予防に余分なお金は使おうと思います。