それは下山中に起きた出来事。
下山開始して一時間半くらいだったかな? いつもよりもペースが乱れて足にかなり疲れが出てきました。昨日の6.5キロのランニングが祟ったな~ なんて考えタラタラ歩いていると、、、
急に後ろから
ザッ ザッ ザッ と雪を踏みしめる音が聞えて何か黒くて丸い物体が転げるように後ろを横切って行くのがチラッと視界に入りました。
今の時期は冬眠から熊が目覚める時、、。 恐らく、、、多分!
後ろを振り向く余裕はありません ってか怖くて振り向けないよ~。
Adirondackに住むブラックベアーは草食で獲物を捕獲する事はほぼ無いと分かっていても、、。
まず人間と分かるよう存在を知らしめれば基本ブラックベアーは逃げて行きます、、ってかもう転げるように逃げて行ったに違いない!
そうは思っても怖いのが人情。
まずこれ以上私に近づかないように驚かせる為に歌を大声で歌って、、、と 咄嗟に出た歌が水戸黄門の歌。(爆)
あの ”人生楽ありゃ苦もあるさ~” ってヤツ。
小さい頃 小学校が終わって5時頃から?の再放送をお祖母ちゃんが見ていました。
しかも間奏つきで、、
ジャン ジャジャジャ ジャン ジャジャジャ ジャン ジャジャジャ ジャジャジャジャジャジャ ♪
人生楽ありゃ 苦もあるさ~~♪ (その部分しか知らないので繰り返し)
あと体も大きく見せなければ、、と両手のポールを空に突き出し こぶしをふるってニューヨークの山奥でひたすら繰り返される水戸黄門の熱唱!
その後は今まで疲れた~とテレテレ歩いていたのがアドレナリン噴出で 駆けるように超特急で下山しましたとさ。
人間イザとなったらこんな馬鹿力が出るんだ~という例ですね。
繰り返しになりますが Adirondackのブラックベアーはアメリカ西部やアラスカに生息するグリスリーベアー(肉食)とは違い人間を襲う事はほぼありません。 日本で言えばツキノワグマとヒグマとの違いのようなものでしょうか。
沢山の熊が生息している割には登山道で熊に襲われたというデータも無いのでそれ程怖がる事は無かったんですけどね。
その話をジェイミーにしたら、、
実は後ろに居たのは人間で 私がいきなり大声で日本語で歌いだしたので怖くなって逃げたんじゃないか? という説です。
う~ん、、それも考えられるかも、、。 (あ~恥ずかしい)
しかし 咄嗟に口をついて出たのが水戸黄門って一体何なんだ~!!
わぁ~!
返信削除笑ってしまいました。失礼
後ろを振り向くのも怖くて、黄門さまの歌を歌いながら、下山を急いでいる
ママさんを想像したらもう、笑いこけました。
私もたぶん人間では?って思いましたが。
どなたか知れませんが、もっと怖かったかも。。。
でも、冬眠から覚めたくまってどんな種類にしても怖いですよね。
何もなくて、よかったです。
Sarah mamaさん
削除本当に! 水戸黄門を大声で歌いながら駆け足で下山する怪しい人になってしまいました。(笑)
もしも後ろに居たのが人だとしたら 日本人で無いのが救いです。(爆)
当日の登山道入り口でのレジストレーションには日本人の名前は見ませんでしたから! 下山後レジストレーションで下山印をつけるついでに思わずチェックしました。(笑)
よかった~。
ちいさい頃の記憶は侮れませんね。 水戸黄門の歌を覚えていたとは!!
Adirondack の黒熊さん達はビビりだそうで人間を見るなり逃げ出すそうです。 見てみたいような、、見たくないような、、。 遠くからなら見てみたいんですがね~。
ママさ~ん!
返信削除今見てびっくり!
水戸黄門さんは愉快だったのですが、下山中ルートを間違えたとか?
そんなことがあった何て。。。
人影を見つけたときはどんなにホットされたか?
想像したら。。。
それだけに帰宅されてゼウス君をハグした感触は特別だったことでしょうね。
Sarah mamaさん
削除あっ、前の記事の事ですね。
分かりづらい書き方をしてしまいましたが、森林限界を抜けて山頂までもう少しの登り途中の岩場で少し迷ってしまいました。
降りてくる単独行の男性を見た時には、、注意していたつもりでもこんなにずれてるやんけ~~とショックだったのと共にやっぱりほっとしました♪
何となくおかしい!とは思っていたので人に会わなくても引き返してはいたとは思いますが、、でもよかったです。
山で思いがけない所で人に会うってうれしいものですね。
帰宅してゼウスとまた会えて良かった! とつくづく思いました。