いや~昨日今日と筋肉痛で階段の昇り降りがつらい一日でした。
日頃トレーニングしていても 登る事って普段使わない色々な筋肉を使っているんだな、、と実感です。
晴天のMt.Algonquin 山頂から望んだ景色は絶景でした。
距離感に乏しくて分かりづらいですが 向かいの大きな山はMt. Marcy, NY州で一番標高のある山です。 この雄大な景色を見ているとそのうち行ってみたくなりました。
ただ、片道7.1マイル、往復で約23キロもあるので日帰りの場合は朝3時にはヘッドランプ付けて登山道を出発しなければならないので前日夜から登山道前の駐車場で車中泊する必要あり、、。
Mt. Marcy と私が立っている山頂との間に挟まれた形で直ぐ傍に見える山は Mt.Colden。 ここもリピターの多い山です。
いくら晴れていて樹林帯では全く風すら感じなかったのに やはり森林限界を超えた山頂は風が強く登りで汗ビッショリの体が急速冷凍されます。 早速岩陰に身を隠して何はともあれ セーターとジャケットをひっぱり出して着込みました。
そして蜂蜜をたっぷり入れたハーブレモンティーをホッカホカのサーモスから取り出して頂きます。
それだけで生き返りました。 そして行動食のヨーグルト味のプロテインとナッツのバーをかじりました。 興奮しているせいで空腹感はありません。
山頂からの眺めはやっぱり最高です。
ちなみに山頂には私ひとりだけ。
冬季オリンピック会場にもなった Whiteface Mountain も見えました。
Whiteface は山頂まで有料自動車道が通り夏場は簡単に登れます。 冬季に行ってみたいな~。
山頂で20分程過ごしました。
最後にじっくり360°の視界を見回してから下山開始。
下山はピッケルよりもポールの方が使い良さそうだったのでピッケルをバックパックに括り付けてポールを2本出した 事は正解でした。
岩場と氷と雪の上を一歩一歩注意しながら、両手のポールを岩や雪に突き刺しバランスを取って降りて行きます。
自分のトレースも他人のトレースもほぼ見えないので降りる方向を間違わないように、山頂到着した時に降りる方角に見える山をまず覚えました。
Mt.Algonguin へ北から登頂しましたが南から登頂するルートもあるので道迷いしないよう、、、南のルートは更に山深く入るルートなので間違ったらビバーグする憂き目に。
山頂から道迷いを起こすケースは羽根田治さん著作の 『ドキュメント生還~山岳遭難からの救出』、 『ドキュメント道迷い遭難』 にも書かれていましたし 時々お邪魔するブロガーさんの記事でもアップされていたのでよく注意しました。
さあ、標高をどんどん下げて行きますよ~。
隣の山の山頂が目前に迫ってきました。
森林限界線まで標高を下げるとあれだけ山頂で吹かれた風はピタッと止んで ジャケットの中は汗でぐしょぐしょに。
もっと早くジャケットを脱いでおくんだった、、と後悔しても遅い。
でもユニクロのエアリズムという速乾性の肌着の上にスマートウールのベースレイヤー、そしてその上にこれまたキャプラの速乾性のロングシャツを着ていたので肌にじとっとくっ付いて寒くなる事無く、歩いていると直ぐに乾きました。
Mt.Marcy がまた見えました。 名残惜しいですが、、今度は登りに行くからね!
この広い樹林帯にひとりだけ(多分)、、、でもなぜか山でひとりが怖いと思った事は無いです。 そのクセ自分の家の地下室は夜中には怖くて行けません。(爆)
雄大な自然がそうさせるのか? 何故でしょうね。
下山はゆっくりと風景を楽しみながら、写真を取ながら下りました、、、がギョッとした事が。 (あっ、、いや、怖かった訳では無いですよ~) ← やせガマン
続く。 (スミマセンもったいぶった訳では無いんですが一度に全部書けなくて、、)
綺麗な雪景色ですね。私まで、幸せな気持ちを頂きました。 ママさんは、いつも、カイロを持っているのですか?何となくですが、ちょっと、寒いの。だから、これから、雪景色を見せて頂くときは、毛布を被ってカイロを入れて見させて頂きますね!
返信削除あと、何回この綺麗な景色がみえますか?
ワンスに乾杯さん
削除雪景色はしん、、として何だか落ち着きます。
こちらでもアウトドアショップ等で携帯カイロを売っています。 でも日本のカイロよりもかなり小さめです。 カイロは緊急用にバックパックの奥に入れてあります。 使わないで済むなら越したことはないですね~。
家の周りの雪はすっかり解けてしまいました。 山で雪景色が見られるのももう一ヶ月くらいでしょうね。 寂しっ。
今日は雨も上がり、お日様はニコニコでも底冷えします。
返信削除山頂で360度をぐるりと視界を見回す時って、達成感100%でしょうね。
上った人しかわからない気持ちがお写真見ていてこちらにもチョット伝わります。
下山のときに道迷いが起こるのですね。
いつも慎重派のママさんの行動に安心しています。
そうそう、一人だけの山では、あまりにも静寂すぎて、私の耳鳴りのセミがもっと
騒ぐのでは?と思ったりしています。笑
次回も楽しみにしていま~す。♪
Sarah mamaさん
削除山頂では何かドキドキ、いつも興奮しています♪ あまり長居して下山が遅れたら困る~という思いもあっていつもせかせかしてるかな? う~ん、何とかせかせかしないでいられたらな、、といつも思います。
下山は一番事故が起きやすいので慎重に慎重に、、、ですね♪
ひとりの山って本当に静かで自分の足音だけが ザッザッ、、と聞こえてきます。 耳鳴りのセミ! どうでしょう セミさんもあまりに静かで黙ってしまうかも。
帰宅して飛びついて来たゼウスを見る時が一番ほっとする瞬間です。