この天気を逃さずに、Adirondack州立公園のBlue Mountain Lake の湖畔にあるBlue Mountainへ登ってきました。 3759フィート(1145メートル) なので高い山ではありませんが、ウチから気軽に日帰りで行ける範囲では一番高い山です。
1時間程のドライブでOld Forgeに到着してMountainman(アウトドアショップ)へ寄り道。 夏にカヤックを買ったお店です。
ここ2,3日大雪が降ったので登山道の情報とスノーシューが必要だったらレンタルする為です。
今、ブルーマウンテンへ登る為にはスノーシューが必要だと思う、、とお店の人から勧められて一日レンタルしました。 MSR Evo Ascentという登山用スノーシューで簡易アイゼンのような爪が付いています。 欲しかったモデルにかなり似ているものでラッキー! $20なり。
お店からさらに北上してドライブを続ける事30分。 ブルーマウンテン登山道入り口に到着!!
"Please Register" と出ている戸棚を自分で開けてレジストレーションしてから登ります。日本の登山届けと同じようなものでしょうか。
道は混んでいませんでしたが 一本道を延々と制限速度よりも凄く遅く運転する車がいたり アウトドアショップに寄り道したり、、で到着がかなり遅れ10時半頃になりました。
でもあまり朝早くから行ってもマイナス20℃くらいでトレイルの雪が凍結しているのはイヤなので10時~11時くらいに登山道出発くらいがいいな、、と思っていたので想定内です。
スノーシューを履いて準備をして登山道を登り始めたのが11時くらい。
先日登った人のトレースがしっかり付いています。
途中、吹き溜まりのようなかなり雪深い所が沢山あってやっぱりスノーシューはレンタルして正解!
最初は広かった登山道も段々と細~く。 中央の木に付いている赤いマークがトレイルマークです。
でも木々の間から見える太陽が綺麗。
この登山道、沢を登っているので雪深いとは言え時々岩がゴツゴツと出ていて一回スノーシューをひっかけて転倒!! ずりっと50センチくらい落ちました。
登りで少し疲れている時だったので マズいな、、と気合を入れ直して注意深く歩幅を小さくして岩と雪が混じった部分を歩きます。
雪交じりの沢よりも、スノーシューではこんな道の方が全然気分よく歩けますね。
木々の間から可愛い動物でも出てきそうです。 熊はごめんだけど。(その後とんでもない目にあいましたが、、)
2時間程登って頂上へやっと到着。 残念ながら頂上は強風で飛ばされたくないのでほんの10分くらいしか居る事が出来ませんでした。
それでも州立公園内の山並みが見えて感動!
方角を考えるとこの山並みの中にニューヨーク州で一番標高のあるMt. Marcy が多分入っているはずと思われます。 う~ん、、どれだろう?
時刻は1時半。 本当はお昼を山頂で、、、と思っていたのに予想外の強風。
仕方なく、山頂手前の木に囲まれた登山道で簡単に行動食でお昼をすませようかと思ったら、、、。
何か ウ~~~ウ~~~ウ~~~❢
って唸り声に凄く似た音!? が聞えました。 はっきりとは分かりません。
ひゃ~~ まさか? いや、この時期この辺りに住んでるブラックベアーは冬眠中のはずですけど!?
ブラックベアーじゃなければボブキャットか?
ボブキャットとはこの辺りに住むデッカイ山猫さん。 こんなヤツです。
猫は可愛いけど、、、大型猫とはここではお会いしたくない。
もしかして空耳かもしれないし、、、う~ん、、でも食べ物を下手に開けて匂いに誘われて来てしまったらイヤだ。 結局はビビるモードになって空腹をガマンしてソッコーで下山。
冬眠してるだろうから必要ないけど一応ザックに入れていた熊鈴をザックに下げて音を立てながら、下りはしっかり足元に注意して、、っと。
下山途中、登っている時は気が付かなかった景色も見る事が出来ました。
木々の間から下に白く見えるのはBlue Mountain Lakeです。
下山はかなりビビるモードが入っていてスタコラサッサ、、、。 ここ以外にあまり景色を楽しむ余裕もなく、、残念。
でも空腹には勝てず、、かなり高度を下げた所でチューブ入りのリンゴゼリーとチョコレートを開けて栄養補給。
そして無事、怪我も無く登山道入り口駐車場に到着。 登りは2時間ちょっと、下りは1時間半でした。
車の中でせっかく背負って行っても飲まなかった熱々のハーブティーと行動食をつまんでホッと一息つきました。
おひとり様は気楽だけど想定外の何かにビビった時には困るよな~ とちょっと考えさせられました。 今回もジェイミーを誘ったのですが、、寒いしヤダ! と却下されてしまったのでした。(笑)
雪山登山、お一人さまで!!!
返信削除すごいパワーです。
冬景色は私が想像するより神秘的ですね。
ピリピリ感が伝わってきます。
まさかオオカミは居ませんね。
でっかい熊さんはいるような?
寒いし、ヤダ!のご主人様愉快です。
Sarah mamaさん
削除雪山登山、登りから頂上まではとても楽しかったです。
下りは正体不明な唸り声で心臓がバクバク、、、ゼウスがいてくれたら心強かったと思います。
冬山は静かで夏山とは全く違うサラママさんがおっしゃるようなビリビリ感が凄く好きです。
空気も澄んでいて景色が素晴らしいし。
オオカミ、、、この辺りでは絶滅したように聞いてます。 もしかしてコヨーテ?
コヨーテはウチの周りにもたまに出没します。
旦那は典型的なアメリカ人気質で自分がイヤとなったらテコでも動きません。(悲)
日本人のように多少はガマンしても付き合ってやるかっ!!っていう男気が無いのが困りもの。