5月22日
今日の予定は広島、姫路めぐり。ホテルで聞いた朝食が食べられる駅の近くのパン屋さんをのぞいてみた所、冷たいサンドイッチ系の朝食しか無さそうなので入るのはやめた。 新幹線の時間まで少しあるのでお弁当を買おうという事になり夫は駅の構内のパン屋さんで鶏のささ身のサンドイッチとベーコン入りパンを 私は新幹線のプラットフォームで煮物や寿司が入っている京風弁当を購入。
駅のコーヒーショップでコーヒーを買おうとしたら普通のコーヒーお持ち帰り一杯350円くらいだったのでやめた。変わりに自販機で一個120円のホットコーヒーを買う。
缶コーヒーはちょっと甘い。 しかしスターバックスやコーヒー専門店のコーヒーで350円っていうのは分かるがその辺の普通のお店でそのお値段では割高な気がおおいにする。 NYでブランド品以外の普通のコーヒーお持ち帰り一杯は大体100-160円くらい。ついつい比べてケチってしまう自分がいる。 こうして朝食を買い込み博多行きのひかりへ乗り込む。広島まで2時間。
広島駅へ到着し、駅のインフォメーションセンターで地図をもらい路面電車でまず原爆ドームへ。 路面電車なんてなつかしい。電車ではたまたまインドから観光で来た家族連れと乗り合わせた。少し話すと路面電車では英語放送が入らないので何処で降りれば良いのか不安だそうなので降りるところは一緒だから、と説明する。 さて、原爆ドーム前に到着。 私もはじめて原爆が残した傷あとを実際に見た。
しばらく原爆ドームの前にある説明文を読んでいると、どこからか英語でガイドする声が聞こえる。そのガイドさんは『ボランティア』と書いた札を下げ周りの外国人相手に英語でドーム前にある説明文以上の事を細部に渡って説明していた。
夫の袖をひっぱり私達も周りの外国人の輪に加わって話しを聞く。説明の終わりにそのガイドさんがこれから600メートル上空で原爆がさく裂した島病院へ行こうと言う。確かに見るべきものなのかもしれないが、その勧誘の仕方にちょっと疑問を感じた。外国人相手の政治団体なのか? 宗教なのか? 何故だろう。これは未だに不明だ。 周りにいた外国人達も皆同じことを思ったようで、これから原爆博物館へ行くからと言って断っていた。夫はその島病院に何があるのか行ってみたそうだったが(理屈好きな夫は政治団体でも、宗教団体でも 気にいらなければ論破してしまうので心配無いが)、私が帰りの新幹線の時間があるので、と言って断る。そのガイドさん達(帰りによく見ると同じ札を下げた人が何人かいた)の説明はドーム前の説明文よりも詳しく有意義なものだったので何だか申し訳ない気もするが 未だにどうして外国人を島病院へ連れて行きたいのか動機が分からない。 アメリカへ帰ってから島病院を検索してみると現在は木造モルタル2階建ての島外科になっており、建物脇の道路にモニュメントがあるそうだ。
原爆博物館へ行く途中にある原爆記念公園で中学生の修学旅行の団体が献花をしている。 今回の広島行きは夫が望んだものだった。 アメリカ空軍に従事する者として原爆により現地で何が起こったのか直視したかったと言う。
博物館では英語の音声ガイドを借りて2時間半程居た。
博物館を出てからしばらく夫は無口。 感想を聞いてみると今はまだ整理中で言う事が出来ないという。
そういえば2時近くになったがまだ昼を食べていない。 広島と言えばお好み焼き。
原爆ドームから少し歩くと繁華街がありお好み焼きの看板が見える。
その一軒に入り広島風お好み焼きと生ビールを注文してお昼とする。
広島風お好み焼きは私もはじめてで、お好み焼きにソース焼きそばがのった感じ。おいしくいただきました。
また路面電車に乗って広島駅へ向かう。
時間があれば厳島神社も行きたかったのだが、今回はあきらめ姫路城を取る。
姫路城でさえギリギリの時間だ。ただ今の時間は3時、姫路まで一時間、姫路城は5時まで入城可能。 5時まで入城可能という事は6時くらいまでは追い出されないっていう事だよね~、っと希望的観測で行動するタイプB人間なのです。
新幹線のチケットを取ったあと、駅ビルで売っているもみじまんじゅうを夫が買いたがる。いつも通訳してあげていたが今回は『一人で買いに行ってごらん』と初めてのおつかいへ。無事もみじまんじゅうを4個買ってきた。 しかも中のあんの種類が全部違うという技にでた。 エライエライ。
新幹線、こだまでお茶ともみじまんじゅうを食べながら姫路へ向かったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿