2009年4月24日金曜日

罰当たり

昨日は友人が夕食がてら遊びにきたのでドウ-から自分で作ったホームメードピザをつまみにIrish Redという地ビールでおしゃべり。

ピザで思い出したのだがあれはイースターの週の金曜日。 この日は休みだった夫と買い物や用事を済ませ遅い昼食を食べにイタリア料理店へ寄った。 ここRomeではその名のごとくイタリア料理店が多い。元からイタリア系移民が多く今でもダウンタウンの店舗はイタリア人の独占状態と言っても過言ではない。
こうイタリア料理店ばっかりだといい加減あきてきて近くにイタリア料理店以外のものもあったらいいのに、、と思うが先日も近くのビジネス街にイタリア料理以外の料理店を建てようとしたら地元の有力者から大反対にあって撤退したという残念なニュースを聞いた。 ここは自由の国のはずだが、、。

話がとんでしまったが、遅い昼食で大きなピザを注文してビールを飲んでいると後ろの方から『神をも恐れぬ罰当たり者め!』という、何だか非日常的な凄い言葉が飛んできた。 周りを見ても他に客はいないので罰当たり者とは私たちの事らしい。
確かにその日はブラックフライデーと呼ばれるイースター前の金曜日で肉を食べず、粗食にいそしむ日ではある。でもこれはカトリックだけの話。 プロテスタントの夫にはその習慣は無い。
夫が苦笑しながら『今まで生きてきて罰当たり者呼ばわりされた事は無いよ!』 と言ってよく見てみると後ろに店の関係者ともお客とも見えるおばあさんがいてウエイトレスをまくしたてている。 あまりの高齢さにさすがに夫も言い返すのをやめたようだ。 
だが、すぐにウエイトレスが飛んできてきてあやまられた。 あのおばあさんは店にフラッっと来てお客に難癖をつけるのでほとほと困っているのだが オーナーの血縁関係者ゆえ誰も追い出せないのだそうだ。 しかも耳が遠いので声が大きく言う事全部お客に筒抜けでいつもあの調子なので本当に困ってしまう、、とため息まじりに言うウエイトレスの愚痴を聞いてあげるはめに。
アメリカにもいた意地悪ばあさん!でした。

でもピザはおいしくビールもセレクトされた地ビールが置いてあるので意地悪ばあさんにもめげずに またちょくちょく行きたいお店ではあります。

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