Thanksgivingと言えば七面鳥の丸焼き。
写真は準備まえ。 ターキーを綺麗に洗ってお腹に写真右上のパンと香草野菜で詰め物を作り中に入れて塩、スパイス、バター、ブランデーを振りかけ気長に4-5時間くらいかけてオーブンで焼く。
Thanksgivingと言えども24時間体制の軍には関係ないので夫は今日も仕事。
それでも今日は日中勤務なのでまだいいかも。 おまけに突然のゲストの方を連れて帰宅。
さて、オーブンに入れてから4時間後のターキーに、夫がナイフを入れてみると中が赤い、、あれれ、こんなに時間かけたのにちっとも出来上がってないや。 さらに一時間後、ナイフをいれても中がまだ赤い。
至急、 ディナーは簡単に手早く出来る親子丼に!
全く変なThanksgivingになってしまった。
ゲストが帰ってからもういい加減に焼けてるだろうと夫がまた、胸肉にナイフを入れるとまだまだ赤い。 これって何かがおかしい、、このターキーは変だよ、と真剣に言う夫にもしかしてターキーの上と下逆にして焼いちゃったかも、、と恐る恐る言うと、、(どっちを上にして焼いても自分的には変わらないような気がするが、こちらでは胸肉を上にして焼くのがスタンダード)やっぱり上下逆さ。
夫が胸肉と信じてナイフを入れていた部分は上下逆さのため実は赤身の部分で 元から色が赤ぽかっただけ。
あまりの間抜けさに二人とも脱力。
でも、肉は焼きすぎたとは言えちょっとつまんだらジューシーでおいしかった。
先日お客様をお招きしたとき気がついたこと。
お皿下げの係りは夫だった。 料理が終わりに近くなるとサッと皆のお皿を下げ軽く流して自分で食器洗い機へ入れていた。 そういえば人を招いた食事のときはいつも夫が皆のお皿を下げていたな。
今回お客様からいいわね!と言われてはじめて気がついた。
よく考えたら彼の実家もお義母さんがお皿を持ってきてお義父さんがみんなのお皿を下げていた。
お皿下げは彼のファミリーでは男の伝統?
いずれにせよこの伝統には大賛成。

りんごが八個、アップルパイになりました。パイ生地を作るのが結構大変。
出来合いの冷凍パイシートは大抵トランスファットが入っているので 家では小麦粉とバターと水だけで作ります。 でも最後に足りなくなってパイの上の飾りまでまわらず、すごく大きな格子状で不恰好。 まあいいや。
寒くなるとなぜかアップルパイが食べたくなってきます。
日本では日本人の性質で自分を思いっきり褒める人はいない。
きっと心の中では誰でも自分自身を褒める事はあっても他人には表さない奥ゆかしい人がおおい。
こちらでは自分を思いっきり褒め自我自讃する人は多い。
私自身、自我自讃する人は結構好きだ。 でも普通のレベルを超えて自我自讃しすぎだと、言葉とは裏腹に自分に自信がないのかな? とうがった見方をしてしまう。
先日英語圏知人から来た長文メールの各段落の文章全てが自我自讃メールだった。
う~ん、いくらなんでもやりすぎだ。 そういうメールは自分で書いて自分に送ってほしいよぅ。
会社のカフェテリアで同僚といろいろな国民性について話していると、話に加わってきたもう一人の同僚は中欧出身のエンジニア。彼曰く彼の国の国民性は喧嘩が大好き。 どのくらい好きなのかと言うと、、。
アメリカに来る前はスイスで働いていた彼。 人と合う約束が有り、その前にカフェでコーヒーを飲んでいると店内で若者二人、小競り合いが始まりいまにも殴りあいの大喧嘩に発展しそうな雰囲気。
彼は人と会う約束の時間がせまってる。 でも喧嘩を見逃すのは惜しい。 で、今か今かと喧嘩が始まるのを待った彼。 とうとう、約束の時間を過ぎてしまった。 しかし目の前の喧嘩は小競り合いが続きなかなか取っ組み合いの大喧嘩に発展しそうでない。 約束の時間45分を過ぎた頃、我慢できずに自分が若者二人の間に割って入り
“いつ喧嘩はじめるんだ! こっちは約束の時間45分過ぎても待ってるんだぞ!”
と訳の分からない言いがかりをつけだそうだ。
これって本当にお国柄なのかな、いや、彼個人のものだろう。
昨夜はチキンパルメジャン。
チキンをパルメザンチーズとパン粉で軽くフライパンで揚げトマトソースをかけオーブンにてちょっと焼く簡単料理。 カロリーが高いのと学生時代のルームメートが揚げ物好きで部屋が油っぽくいやだった事が原因で1人暮らしをしても揚げ物はしなかった。
しかし、喚起をしっかりしてオリーブオイルをフライパンに1.5センチくらいで軽く揚がる事が分かり今では月に一回くらいは揚げ物もいいかと思えるようになった。
さてチキンパルメジャンと合うワインは? チキンとくれば普通は白。でもこの料理は結構こってりしているので頂き物のオーストラリア産メルローをあけてみることに。
最近評価の高いオーストラリアワイン、でもあまりいい印象はいままで無い。
リースリングなどの軽い白ワインならオーストラリア産でも気にならないのだけど、赤ワインは今まで買うのを躊躇してしまっていた。
その上、同じ赤でも私はピノ.ノワール又はカベルネ.ソービニョン派、、、しかも2007物でまだまだ若いだろうし。
ところが、驚いた。
このオーストラリア産メルローは飲み頃は一歩手前だけど華やかな香りがなんともいえない、香り良し、味良しのバランスがとれたすぐれた一品だった。 2007年でこんなに飲み頃に近くなるのだからあと一年くらい待てば素晴らしいワインになるのだろう。 夫も初めてのメルロー種のワインでこの美味しさにはとても驚いていた。
オーストラリア産ワインは侮れない。
昨夜は日本人の夫妻をお客様に迎える。
そこで自宅ではじめての焼肉をやってみた。
韓国風の焼肉は夫がNYCityで食べて以来大のお気に入り。
卓上グリルをダイニングテーブルの上に置いた日本的なセッテイング。肉は地元の肉専門店で霜降りまでいかないまでもそこそこ脂肪の多い柔らかい部分を薄く切ってもらった。
野菜も沢山盛って、みんなで焼きながら食べるのはアメリカのパーティでは見られない光景だ。
ワインはお客様から頂いたCava(シャンパン製法で作られたスペインのスパークリングワイン)、オーストラリア産リースリングとカリフォルニアのピノ・ノワール。
楽しくおいしいディナーでした。
このところパートナーの事を“夫”で統一してるけれど正直どう書こうか悩んだ。
“主人” だと ご主人様と召使みたいでいやだなぁ。
“旦那” だと 八丁堀の旦那みたいでおかしい。 時代小説の読みすぎかも。 で、いきついた先が“夫”でした。
しかし、、日本語勉強中の夫の教材の例文のなかにとうとう“主人”という単語が出てきてしまった。
主人という単語に他にマスターという意味もある事を発見して本人は大喜び。
喜んで“ワタシは主人”を連呼。
でも良く聞くと “ワタシはしゅーじん(囚人)” に聞こえる。
本人に指摘したら さらりと “でも結婚したら主人も囚人も同じ” と言われた。
座布団一枚。
今朝は4度くらい。 でも完全武装して走ってきました。
キャップに長靴下そしてグローブ。
途中、鹿が一匹道路を渡ろうかどうか考えてるように立っている。
こちらに気がつくとジャンプしながら脇の茂みに逃げてった。
へぇ-、、鹿ってこんなに高くジャンプするんだ。
先週の土曜日の朝いつもの5キロコースを走るとまだまだそんなに寒くも無く気持ちよい。
次の日の朝 外を見ると太陽もでてるし大丈夫と外の気温をチェックせず土曜日と同じ格好で走り出すと、、寒い。
少し走ればこれくらい大丈夫とそのままコース半分ほど行くと、走っていて体は熱いのに服でカバーされてない部分、手と耳が寒いを通り越して痛い! 手を見ると真っ赤になってる。
これはマズイ。 ランニングをやめフードをかぶりポケットに手を入れて歩き出す。
家へ着いて外の温度を調べてみるとマイナス3度だった。
家の中どこでも一定の温度なのでいつのまにか外の温度が良く分からなくなってる。
金曜の夕食は自分も夫も偶然遅い昼食であまりお腹もすいてないので軽く。
ほうれん草の胡麻和え、豚肉の生姜みそ焼き、そして白米とわかめの味噌汁。
日本の食卓に近くなった。
シチュー系や丼物以外は白米だけでは食べられなかったのに 最近は濃い味のおかずと組み合わせると白米だけで食べられるようになった夫。 少しずつ薄味にしていつのまにか普通の和食が食べられるようになったらなぁ。
日本の洋食屋さんの味ってアメリカ人受けする。
基本的に甘く濃い味だからか。
和食ももっと食材があって料理法を極められる才能があればいいのだけど 地元の食材で安くあげたいのでそうもいかない。 そんな中、日本の“洋食”レシピはこちらの食材をそのまま使えることが多いので本当に助かる。
ハヤシライス、ビーフシチュー、カレー、チキンパルメジャン(これも洋食屋さんで出てきてもおかしくない)はみんな大好き。(子供か)
でも、とうとう ニュージャージーの日系スーパーで買いだめしておいたドミグラスソースが最後の1個になってしまった。こんな西洋系のソースってどこでも売ってそうな気がしたけど以外にもない。 何処にも売っていない。 そういえばハヤシやビーフシチュー系の料理ってレストランでも見たことない。 一般アメリカ人にドミグラスソース系の味は無いんですね。
結構ショックだ。 ドミグラスソースは自作するとひどく手間がかかる。 レシピを見ただけで疲れた。断念。
以前、ケチャップ、ウスターソース、ハンバーグを炒めた後の汁、ブイヨンで簡単に作れる なんちゃってドミグラスソースを作ってみたけれど何だかけったいな物が出来た。
缶入り(もしくはパウチ入り)ドミグラスソースが手軽に何処でも手に入る日本は素晴らしい。