今回は山先輩の家がベースキャンプ。 月曜日にベースキャンプ入りして金曜日の朝まで正味3日間楽しんできました。 遅刻常習犯+企画者のくせに集合時間を間違える、時に超迷惑とも言える面白い山先輩ですがこの山域のトレイルは裏表知り尽くしているのは素晴らしい。
ゼウスは獣医さんの所のボーディング施設で留守番です。 数週間前にも利用して何も問題無かったので今回はちょっと気が楽、、と思いきやケアテイカーにリードを渡した途端に、いやだ~!!と踏ん張って動きません。(汗)
今まではリードを持つ人にはひょこひょこと付いていくのに、、、今回初めての抵抗。 ここで『ゼウス~大丈夫よ~』 と甘い声で同調してもゼウスの為にならない、、と思ったので心を鬼にして『Zeus, Go!!』と進行方向を指さし背を向けてフロントを後にしました。
でも本当はフロントの陰から見守っていましたけど。 私の姿が見えなくなるときちんとケアテイカーさんに付いて行きました。 原因は飼い主ですね、、。(汗)
獣医さんとこのボーディングは相場と比べ高め、、その上追加料金を出さなければ遊びの時間が付きません。 他人と触れ合う機会の少ないゼウスにとっては貴重なチャンスなので一日2回の遊びの時間を付けてもらいました。 予算的にはちょっと苦しいですが。 それでもかわいい我が子の為には仕方なし、、、。 これで心置きなく山へ行ける。
月曜日は移動日でベースキャンプの山荘には午後6時頃着。 山荘にはクーラーは付いていませんが涼しいです。
地元のレストランで地ビールを飲みその後はクライミング話に花が咲き気が付いたのが12時前。もういい加減、明日の為に寝ないと、、と就寝。
リビングに自宅から持って来た野外用の組み立て式簡易ベッドを持ち込みその上に寝袋を敷いて寝ると快適でした。
火曜日はUpper Wolfjaw山をバリエーションルートで登りました。
とり付き付近にある橋。
その下を流れる渓谷が美しい。
最初は小さな滝を登って行きます。
滝に沿ってどんどん登ります。
次第にガレ場ともいえる様相を見せてきました。
それでも途中のスラブは傾斜が緩く歩きやすい場所もたくさんありました。
途中で休息中の私。 座り込んでポテチを食べながら先輩を待ってる図。
後半3分の1は傾斜も多少きつくなり、Slideクライミング。 赤い点が私、、尻向けて登ってます。(笑)
改めて写真で見ると怖そうですが実際に傾斜に立つとそれ程ではありません。
クラス3のスライドです。 アメリカではクラス5以上がロッククライミング=テクニカルクライミングの領域とみなされます、、のでプロテクションは無し。
3点保持をしっかりして、落石を起こさないように気をつけます。
この後直ぐにバリルートの行き止まりへ到達。 そこから直ぐ、数十メートル先の山頂をめざし藪漕ぎ、、そして一般ルートからの下山、、が私のプランでした。
が、、別のルートから行きたい先輩、、ちょっとモメましたが先輩の意見を優先させそこから別のバリルートを目指して藪漕ぎ。 しかし、、、2時間藪漕ぎしても目的のルートに出ない、、。
顔にバサバサぶつかる松の枝、 倒木を跨ぎ、下を潜り抜け、薄暗い藪の下に潜んでいる崖を注意しながら降り、、ボロボロ。(後で見るとシャツが破れてた、、笑)
地図とコンパスで現在地はほぼ分かっているものの行けども行けども深い藪。
迷った時は登り返し山頂か稜線に出る、が鉄則。
登り返そうか、、と思った頃目の前に一般ルートが現れました。 ほっ!!
その後は一般ルートをひたすら下山。 新登山道と旧登山道の分岐点で距離は近い旧登山道を選んだ所、途中、沢の所で登山道が崩落していて途切れてる! 仕方なしに沢を注意しながら降りてまた登り返し、、とアドベンチャーは続いたのでした。 旧登山道なので整備されて無いんですね。
トレイルヘッドの駐車場まであと1時間くらい、、という所で雷雨発生。 もうここまで来ると先輩とお互い笑ってしまいました。
おはようございます。
返信削除このところ熱帯夜が続いています。5時なのに外はムットしていますよ。
もう冷房ナシでは寝られません。
山の空気は爽やかでしょうね。
ふふふ。。。ゼウス君一応抵抗したのですね。
でも、ママさんが安心して山にいける所なので、ゼウス君アキラメもはや~い!
山先輩のお家がベースキャンプとは、楽しそうですね。
きっと我が家のお庭のような感覚でしょうね。その方には。。。
滝や岩や橋やお写真で私もワクワクです。
本当にママさん、生き生きしていて、うらやまし~い。
でも、命かかっています。お気をつけてくださいね。
続きのブログ楽しみです。
ブルーお似合いですよ!
Sarah mama さん、
返信削除おお~、Sarah mamaさんは早起きですね! 5時なんてまだ夢の中です。 ゼウスが6時過ぎにいつもおこしに来ますがそれでも寝てます。(笑)
山の朝と夜は流石に冷えるので夜中に一回起きて山先輩の家の開けっ放しの窓を閉めて歩きました。
明け方は冬のように寒かったので寝袋に包まってました。
ゼウスが抵抗したのは今回初めてでビックリです。 でもケアテイカーの方とは仲良くなったようで引き取りに行った時にケアテイカーの方が 『私を見て尻尾振ってくれるようになったんですよ~』 と話してくれました。 ゼウスが他人に穏やかに尻尾を振るのはまず無いので本当だったら嬉しいです。
山先輩の山荘は登山には絶好のロケーションで 私以外にも色々な人が泊まりに来るのでまさにベースキャンプでした♪
本当にちょっとしたクライミングでも命掛ってますよね。 ゼウスを孤児にしない事を心掛けて慎重にやっていきますね♪
ご無沙汰です。この涼しさを名古屋に送って欲しいです。流れおちる水の音まで聞こえてきそうな涼しさ」。あ~ぁ羨ましい!我が家は、今年はエアコン4台つけることになりました。みんな、本当は、エアコンの涼しさよりも、自然の風が良いでしょうけど、亜熱帯の町だから、ムリですね。 ママさんの画像から、涼しさをいただきます。
返信削除ワンスに乾杯さん
削除フフフ、High Peaksエリアはエアコン無しで全くOKな程涼しかったです。 Romeは、、エアコン必需品ですが。 ワンズちゃん達が沢山いるとやはりエアコンが数台必要になるのですね。 しかも犬達の吐く息って熱いですもん、、無理ないですね。
こちらの風を送ってあげたいです。
この夏を動物達が乗り切れますように!!!
ワンズに乾杯さんもお体に気を付けてください~。