ヘラと袖
人間何かを成し遂げたらそれには苦労話が付き物! これからは苦労話に付き合ってもらいます、ってそんな事はしませんよ~。 でもひとつだけ。 着物の袖の外側に丸みをつけるの通常は金属の『丸み型』という道具を使い袖の内側の糸を引いて形を作ってゆくのだけどもちろんアメリカに売っている訳もない。 テキストに丸み型は型紙として載っているので丸み型が無ければ厚紙を丸み型の型紙に沿って切って代用するしかない。 あいにくと厚紙も無かったので代用品を探さねば。
何となくキッチン周りに何かがありそうな予感。
最初に頭に浮かんだのはフライパン返し。 でも合わせてみると丸み型の角度が鋭角過ぎ。他のあらゆるフライパン返しを試したけれどみんな角度あり過ぎ。
次に見つけたのはお菓子を作る時使うヘラ! 型紙に合わせるとなんとピタリと合いました。 このゆるやかな角度がまさに袖の丸みにピッタリなのです。
しかもこのヘラはシリコンで出来ているので硬さが丁度良くラッキーでした。
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