2012年8月31日金曜日

真実

病院実習の事。
内視鏡検査を終え悪性の腫瘍が見つかった患者さんの担当に。 激しい痛みでERへ運ばれてきた。 患者さんは英語をほとんど話す事が出来なかったので簡単な単語と身振り手振りで意思疎通を図った。 

問題は患者さんは自分の現状を知らない事。 アメリカの病院では基本、現状をつつみ隠さず本人にのみ話す。 そこで英語を理解しない患者さんには病院が雇っている医療通訳士が付く事になるがその患者さんの話す言語を通訳する人がなかなか見つからないらしい。 

ちなみに患者さんの家族や身内に通訳が出来る人が居たとしてもNGです。 家族では病院や医師の言葉が正確に本人へ伝わらない場合があるので通訳は必ず第三者となります。

患者さんは結局自分がどうして病院に入院しているのか訳が分からないので何時帰宅する事が出来るのか何回も聞かれて困った。 

実習シフトの終了時間間際に時計を指差してバイバイと手を振りお別れの挨拶をしたらギュッとハグしてくれた。 病院は何時通訳を見つけ、患者さんは何時真実を知るのだろうか、、。

病院実習の日は夫がゼウスをデイケアまで送り迎えしてくれる事になった。

シェパ日和だったらしいデイケア。
写真中央のシェパがゼウスと似ていてびっくり。 ゼウスは後方でボールを追いかけています。

ポーラの号令で はい、右向いてー!

はい、左向いてー! やぱりシェパ達はボールが大好き。

フライングする勢いのゼウス。
この後どうしたんだろう? 写真はありませんでした。

2 件のコメント:

  1. Sarah mama2012年8月31日 22:55

    病院の実習って、厳しい直面にぶち当たることってありますね。健康が第一って実感されているのでは?


    ホント!
    ゼウス君ににているシェパですね。
    こんな大型ワンコを操れるようになったら素敵!
    ここの訓練士さんたちは噛まれることってないのでしょうか?
    お写真みると顔ぶれがいろいろ違いますね。
    何人ぐらいいるのかしら?
    皆さんもちろん訓練士の肩がきあるのでしょうね。

    返信削除
    返信
    1. Sarah mamaさん、

      本当に健康管理は大切ですね。 私も今学期からは勉強だけでなく健康管理も兼ねて週5日を目標に、ゼウスと5キロコースを走り歩きしています。

      訓練士さん達はやはり噛まれる事もあるようです。 ゼウスもデイケアに通いだした最初の週にトレーナーのデイブにニッピングをかましました、、(汗) 
      その時点でビシッと叱られてからそれ以降の問題は無いそうです。

      デイケアではトレーナーやBehavior Modificationのスペシャリストの養成コースもあるのでそこの生徒さんもデイケアのスタッフをしています。 常時5,6人くらい?でしょうかね。

      削除