いつか記事にしようとしてなかなかできなかった FBIの警察犬Apeの話です。
半年程前、ここから高速で30分程のHerkimerという町で64歳男性が銃を乱射して立てこもるという事件がありました。 これは病院実習中にナースが集まって額にしわ寄せてテレビに見入っていたのを覚えています。 また、この事件の余波で大学もその日は休校となりました。
当時の様子。
男は4人を射殺した後、空きビルに立てこもりました。 警察は最初ロボットを犯人の立てこもるビルに投入して投降させようとしましたが失敗。
そのような状況の中、FBIのポリスドッグのApe(エペ又はエイプちゃんって読むのかな?) が投入されました。
警察犬Apeの写真。 凛々しい Good Looking guyですね
目的は隠れている犯人の偵察でApeには特殊カメラが付けられていました。
しかし、犯人が撃った1発目の銃弾はApeのカメラに当たり、2発目の銃弾がApe の体に当たりました。 ほぼ即死だったそうです。 直後SWATチームがなだれ込み犯人が射殺され事件は幕を閉じました。
犯行の動機も未だ不明で後味の悪い事件でした。 立てこもった後、犠牲者を出さずに済んだのはApeのおかげ、、、と反響を呼び私の友人達のFacebookでもApeへの感謝と追悼の気持ちを書いた記事を当時たくさん見かけました。
3歳未満、2月25日に警察犬として任務を開始したばかりで事件が起こったのが3月14日。 1ヶ月未満の短い職務期間となってしまいました。 まだまだこれからという時に短い犬生となってしまいApeを育てたトレーナーやハンドラー はさぞ無念で悔しかった事と察します。
私の中でも当時衝撃で消化するのに時間がかかり半年後に記事をアップする事がやっと出来ました。
ポリスドッグやミリタリードッグ、人間の為の道具となって働く彼らにはありがとう、、、としか言葉が浮かびません。
Apeの亡骸はニューヨークからバージニアにあるFBI本部まで殉職者同様に丁重に運ばれそこで仲間の警察犬が眠る墓地に手厚く葬られました。
本当にありがとう、そしてお疲れさま。 虹の橋の向こうで安らかに。
そして仲間の人間の為に働いている犬達を見守ってくださいね。
いつもこうした事件を知ると、悲しくなります。
返信削除涙がこぼれます。そして、自分のシェパとの瞬間を
大切に生きたいと強く感じます。
仕事とは言え、家庭犬で会ったならばもっと長生きできたでしょうが、
残酷すぎます。
最後のお写真は胸にきました。
他のシェパちゃんたちが、任務中に命をおとさないように。。。
願うのみです。
APEちゃん、安らかに。。。
Sarah mamaさん
削除優しいお気持ちありがとうございます。
Apeちゃんの殉職は身近で起きた事件で冷静に考え整理する事がなかなかできませんでした。
この事件では犯人の立て籠もり期間が長く、次の日にその顛末を聞いた時には悲しみよりもショックでボー然でした。 それ以来この事件は自分の中で封印していましたが今やっと書くことができました。
考えても仕方の無い事だと分かってはいますがやはり、もしもApeちゃんが、そして警察犬が、軍用犬が家庭犬だったとしたら長生きして幸せな犬生をおくる事が出来たのだろうか? と考えてしまいます。
危険な任務につく警察犬や軍用犬、、彼らが少しでも楽しいと思う犬生を送る事が出来たら、、、と願わずにはいられません。
このような事件ではSarah mamaさんがおっしゃるように自分と家族である犬との関係を顧みて大切にしていこうと強く思いますね。
ゼウスママ。ご無沙汰です。 とても、悲しいですね。犯人に殺されるために、厳しい訓練を頑張ってきたのでは、ないのに、、別件ですが、この記事を読ませていただき、今、私が悩んでいる事に対して答えがでました。全てに命がある。それに対して、どのように守ってあげればよいのか、がんばりますね。今日、散歩で私が躓いてしまい、転んだときに、ラッコたんまで、怪我をさせてしまい、目の下で、もう少しで眼球に、、しっかりしなくちゃね!
返信削除Mamaandwans さん
削除ご無沙汰したました。 お元気そうで良かったです♪
あらら、、散歩中に大変でしたね。 ラッコちゃんも大変でしたが Mamaandwansさんご自身はお怪我はありませんでしたか?
FBI警察犬のApeは一生懸命に訓練したと思うのに短い生涯になってしまい 本当にこの子は短い生涯を楽しめたのかな、、? といろいろと考えてしまいます。
人間の為に働く犬達の環境や引退後の余生を良いものに変えようとする運動が数年前から盛んになってきて法の改正等がすすんでいます。
家庭犬の命を守る事が出来るのは飼い主さんだけですもんね! お互い頑張りましょう。